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●スタン・ブラッケージ 映画の極北 メールニュース
NO.12
2002.6.27

○「LOVE SONGS」トーク&オールナイト情報決定!
○「LOVE SONGS」試写感想
○映像実験誌「Fs(エフズ)」8号、7月中旬完成!
○INDIES in TAMA vol.16上映情報
○パーソナルフォーカス上映会情報

☆トークショー&オールナイト情報☆

スタン・ブラッケージ ハンドペイント作品集
「LOVE SONGS」

◆音楽、映像、絵画、宇宙、etc.…「LOVE SONGS」に隠されたメッセージについて語るトークショー開催!
……7月13日(土) 佐々木敦(音楽批評家)……
……7月19日(金) 手塚 眞(ヴィジュアリスト)……
……8月 3日(土) 黒坂圭太(映像作家)……

◆「LOVE SONGS」公開記念スペシャルオールナイト
★★★ STAN MIDNIGHT ★★★

7月27日(土)23:00スタート(20:00より受付にて整理券配付)
前売2,700円/当日3,000円(劇場窓口、チケットぴあにて発売!)

『DOG STAR MAN-完全版-』『BRAKHAGE EYES』に加え、日本の実験アニメーション・フィルムの傑作『フーガの技法』(石田尚志/2001年)『変形作品第5番-レンブラントの主題による変形解体と再構成-』(黒坂圭太/1986年)他、日本の実験映画も上映。

※2003年秋開催予定の「スタン・ブラッケージ回顧展」実行委員会メンバーによるトークバトルもあり。

「LOVE SONGS」

【上映作品】
『アーサン・エアリー』 2分/1995
『美しき葬列』1.5分/1996
『コミングルド・コンテナーズ』3分/1996
『カップリング』4.5分/1999
『LOVE SONG』11分/2001
『LOVE SONG 2』2分/2001
『マイクロ・ガーデン』3.5分/2001
『コンクレサンス』3.5分/1996 (フィル・ソロモンとの共作)
『エレメンタリー・フレーズ』33分/1994 (フィル・ソロモンとの共作)
(全て16mmスタンダード/サイレント/64分/カラー/アメリカ映画)

7/13(土)〜8/9(金)21:15よりBOX東中野にてレイトロードショー(但し日曜は休映)
【当日料金】一般1700円/学生1400円/シニア1000円
【特別鑑賞券】1400円 劇場窓口、チケットぴあ、都内プレイガイドにて絶賛発売中
劇場窓口にて特別鑑賞券をお求めの方に限りオリジナルポストカードプレゼント
配給・問合せ:株式会社ミストラルジャパン TEL:03-3479-7499

☆ 「LOVE SONGS」試写を見て ☆

◆昨日、ミストラルジャパンでブラッケージの新作を見てきた。作品は全てハンドペインティングによる抽象表現主義の作品ばかり、ほぼ60分。退屈になるのでは、という予想を裏切り、結構楽しめた。

あるときは自分がバクテリアとなって鉱物の結晶の中に潜り込み、ある時は、宇宙空間のなかに放り出されて銀河のかなたを旅したり、と、素材が抽象であるために、逆に連想が自由に羽ばたいた。まさに「視覚の悦楽」を味合わせてくれる作品群だった。素材は35ミリのジャンクフィルム。それにペイントした上で自家製のオプチカルプリンターを通して16ミリに焼き付けているらしい。多重露光、再撮影、ピント送りなど多彩な技術が使われて、非常にダイナミックな動きを生みだしている。

確かに、今時抽象表現主義にこだわり続ける、というのは反動には違いない。それは奥山順市が狭義の構造映画にこだわり続けているのと同じ意味で反動的である。しかし、反動の苦行僧のような生き方も、また芸術家の典雅な姿勢の一つにはちがいない。だからプロモーションには戦略が必要だろうが、それは水由さんの手腕に任せよう。僕自身は、試写会のあと、風邪ぎみであるにもかかわらず、あたまがスッキリした。抽象の愉悦、というものだろうか?意味の無い世界で遊ぶというのは、確かに快感である。それを教えてくれた、という点では昨夜は未知の体験をした貴重な夜だった。水由さん、ガンバッテネ。
那田尚史 (映像研究家)

◆先日『LOVE SONGS』の試写会に行かせていただきました。ブラッケージのことについて語れる身分ではありませんが、率直な感想を書かせていただきます。

はじめてブラッケージ作品を目にしてからすっかり虜になってしまった私ですが、彼の実直な視線に惹かれていたためハンドペイントの作品に対してはそれほど期待していなかった、というのが本音です。しかし創作行為そのものには大変興味があり、昨年は暗室で35ミリフィルムに光を当ててブラッケージ気分を味わったりしていました。これはブラッケージのそれに比べれば至極簡単な作業ですが、1コマずつイメージを描いていく地道な作業の困難さと楽しさを理解できるおもしろい体験でした。なぜこのようなことをしていたのかというと、ハンドペイント作品を絵としてではなく経験として受け入れたかったからです。ここで私が得たものは自分の作り出した粗雑なフィルムではなく、ひとつのコマに思いを入れるというまさにブラッケージ自身が物語っている作品に対する姿勢なのです。

なるべくブラッケージという名に惑わされないよう(色眼鏡にならないよう)作品を鑑賞したつもりですが、視覚から奏でられる繊細な'音'を聴くまでには思っていたよりも時間がかかりました。結果的には画面に集中しすぎて最後まで神経は持ちませんでしたが、久々に美術館に行った後の脱力感というか良い意味で浄化されたような恍惚とした気分に浸ることができました。特に『LOVE SONG 2』はどんな映画、どんな現実よりも叙情詩的な素晴らしいものでした。

上映に関して少し希望を補足すると、最初に題名が表示されてしまうとその単語からイメージを構築してしまうので、'音'を聴く邪魔になってしまうような気がしました。それと次の作品とのあいだにもう少し間(ま)がほしかったです。これは個人的なことかもしれませんが、短篇といえども抽象的な映像を処理するのには時間がかかるので、すぐにスイッチを切り替えることができないからです。

あと会議(実行委員会)のときの意見についてですが、フィルムそのものの展示はぜひやるべきだと思いました。

音をつけるということに関しては反対ですが、我儘を言えば映写機の音が聴きたいと思いました。

以上です。
日本大学大学院 芸術学研究科 映像芸術専攻
水野真亜沙(ブラッケージ回顧展実行委員会)

☆ 映像実験誌「Fs(エフズ)」8号、いよいよ7月中旬完成します!! ☆

前号(7号)から一年半以上の間が空いてしまいましたが、ようやく8号が完成しようとしています。

今回の特集は、スタン・ブラッケージ「LOVE SONGS」と、アラン・エスカル『浮世物語』。他、関根博之『MAYA』制作ノート、太田曜「LIGHT CONE ヤン&マイルス インタビュー」など興味深い記事が盛り沢山です。

Fs(エフズ)は現在、在庫は7号のみ。1〜6号まではSOLD OUTとなっております。

取り扱い店は、青山ブックセンター本店・六本木店・新宿ルミネ2店・ルミネ1店、リブロ池袋店・青山店、模索舎、ぽえむぱろうる、タコシェ、NADiff、ギャラリー・ルデコ、東京都写真美術館ミュージアムショップ、PROGETTO、マルバ会館(札幌)、横道AGO(仙台)、メディアショップ(京都)、恵文社一乗寺店(京都)、シネ・ヌーヴォ(大阪)他、また、ミストラルジャパンの通信販売でもお求めいただけます。どうぞお楽しみに!

☆ INDIES in TAMA vol.16 ☆

山本政志監督来場!
伝説の16ミリ作品を含む上映会のお知らせです!

■■山本政志 DEEP CARNIVAL■■

海外でも注目される俊英、山本政志監督の初期作品であり、カンヌやベルリンでも注目を浴びた「闇のカーニバル」や、TVKでのみ放映された、「JUNK FOOD」メイキングの上映。さらに予告編特集&トークショーとして、今までの作品の予告編を上映しつつ、監督に作品論や知られざるエピソード。

ファンにとっては十年越しの待望作、「熊楠」についての進捗状況などを語って頂きます。(もしかして、貴重VTR見られるかも!!)

終了後には、ゲスト・観客・スタッフによる懇親会もあります。奮ってご参加下さい。

■日時・会場■
7月7日(日) 13:00より(12:30開場)
会場:ベルブホール(ベルブ永山(多摩市立公民館5F・京王・小田急線永山駅下車徒歩3分)
■入場料■
前売:一般 1100円、学生(大学生まで) 900円
当日:一般 1200円、学生(大学生まで) 1000円
■チケット取扱い■
インターネット予約受付中!:
http://www.tamaeiga.org/
チケット販売所:下高井戸シネマ、BOX東中野、トリウッド、シネ・アミューズ、多摩市立永山公民館(ベルブ永山)
※詳細はホームページをご覧下さい:
http://www.tamaeiga.org/

★そして、自主映画関係者に耳よりの情報です!
        ↓↓↓↓

■賞金20万!第3回TAMA NEW WAVE作品募集のお知らせ

毎秋、東京都多摩市で開催される映画祭TAMA CINEMA FORUMの中での若手作家のコンペティション<TAMA NEW WAVE>は現在作品を募集中です。

本年は昨年のフィルム部門・ビデオ部門に加え、予告編大賞部門を新設し、プロ.アマ問わず全国より多くの若手映像作家のご応募をお待ちしております。締め切りは7/16。

賞金はフィルム部門・ビデオ部門共に20万円!!
特にフィルム部門はまだ応募数が少なく狙い目です!
詳細は、ホームページhttp://www.tamaeiga.orgへGO!!

☆ パーソナル・フォーカス2001 上映 ☆

〜〜 3分間8ミリフィルムフェスティバル 〜〜

パーソナルフォーカスとは、8ミリフィルムでつくられた3分間の作品なら、応募された作品ぜんぶを上映するフェスティバルです。ぜんぶということは、いかなる検閲もなし、ひとつの落選もなしということ。2001年は札幌から福岡まで、全国から55本の作品が集まりました。審査なしだから、おもしろくっても3分で終わり、つまらなくても3分ガマンすれば済む! おもちゃ箱とゴミ箱を同時にひっくり返したようなおもしろさ!

そしてまた、世紀を越えて生き延びた8ミリフィルムという映像フォーマットの、類い稀なる質感を堪能あれ。 ビデオがインスタントラーメンだとすれば、フィルムは化学調味料不使用のいわゆる無化調ラーメンのごとき味わいです。コストはかかるけれど、ハマってしまうとやめられない妖しい魅力をはらんでいるのです。この機会にぜ〜ひ御体験あれ。(山崎幹夫)

日時:6月29日(土)17:00〜
   6月30日(日)15:00〜
入場料:1000円
場所:ラ・カメラ
 世田谷区代沢4-44-12 tel 03-3413-9422
(下北沢駅南口を出て、階段を降りた方向にそのまま南口商店街を進む。茶沢通りに合流してさらに直進。しばらく進むと右手のビル2階に看板が出ている。駅から徒歩12分)
問い合わせ:0422-39-7644(片山)
主催:パーソナルフォーカス東京上映実行委員会

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