MISTRAL JAPAN MISTRAL JAPAN Location Service Coordination
ロゴ  
     
ヨーロッパでの映像制作 ロケーションサービスコーディネーション   映画の配給&ビデオ販売 FILM&VIDEO
     
     
会社概要 制作協力作品  アラン・エスカル
ヨーロッパ・ロケマニュアル  ミストラル連絡先
Link ミストラル通信
  映画配給 ビデオ販売 オリジナルグッズ  購入方法
上映情報 テレシネ&方式変換・コピー
Location Service Coordination  
ヨーロッパ・ロケマニュアル ユーロの現金流通について

ヨーロッパ・
ロケマニュアル

1.ヨーロッパでの撮影における
技術者・労働者等の基本労働条件
2.契約
3.社会保障制度の納付金
4.機材等
5.機材・撮影監督システム
6.撮影許可(場所・人)
7.保険
8.ヨーロッパロケにおける
一般的注意
9.ヨーロッパ主要国の祝祭日
(2003年)
10.ヨーロッパ主要国
政府観光局

TOP PAGE

 

5.機材・撮影監督システム

ヨーロッパは基本的に撮影監督システムです。CFの撮影では、劇映画に比べて多少簡略化されたスタッフ構成で行われますが、日本と異なる点について解説します。

基本的撮影スタッフ構成

●ムービーカメラマン:
撮影(ライティング・計測を含む)についての責任者。
Directeur de photo CF撮影の場合はよほどのことがない限り、カメラオペレートも本人が行います。

●チーフ・アシスタント:
ピント、ロールチェンジ、機材管理、カメラテストetc

●グリップ:
カメラを含む撮影機材を運搬するのは、撮影部助手ではなく、グリップが行います。なお、カチンコを入れるのも彼の仕事です。そのため、現地のカメラマンを使う撮影では、グリップは必ず付けないと、仕事がスムーズに運びません。日本では、撮影助手・制作がおおかたやっている移動車等の特機設置の仕事、あるいは照明やカメラを設置するためのイントレ、タワーの作成など、グリップは撮影現場に不可欠な存在です。

●照明:
日本と同様、カメラマンと連携して仕事をしますが、基本的にはカメラマンがライティングの設計を行います。

●ジェネレーター・オペレーター:
大型のジェネレーターを使う場合は、照明助手とは別に必ず必要です。

★分業
職業分野はかなり明確なので、グリップの仕事である移動車の手配、設置を照明に兼任させること、または、グリップにちょっとライティングをさせるといったことは、物を運んだりする手伝いはともかく、基本的にはできません。

 
 
  copyright © 2002 mistral japan, all rights reserved.