「ブラッケージ・アイズ 2003-2004」開催について
2000年に『DOG STAR MAN』が日本で初めて完全版が公開され、フィルム・メディアにおける究極の映像表現としてデジタル世代の若者にも大きな反響を巻き起こした、個人映画作家の巨人スタン・ブラッケージ(2003年3月没)。50年にも及ぶ映画作家活動の間に制作された約400本の作品のうち、日本で正式に公開された作品はわずか20本程度しかないのが現状です。
『DOG STAR MAN』公開以降、初期の代表的作品集「BRAKHAGE EYES」、近年のハンドペイント作品集「LOVE
SONGS」が公開され、日本の映像作家、音楽、絵画等、他分野のアーティストからも多大なる支持を得ました。惜しくも2003年3月に70歳で生涯を閉じましたが、死の間際までベッドで創作活動に励んでいたスタン・ブラッケージの全貌を明らかにし、<映像表現とは何か!、映画とは何か! 表現とは何か! 個人とは何か!>を改めて問い直す作業が、デジタル映像と消費されるだけの映像が氾濫している、この時代に必要だと考えます。
「ブラッケージ・アイズ 2003-2004」を開催するべく実行委員会を立ち上げ、作品上映、展示、ブラッケージ研究者を招聘しての講演、レクチャーも含めた大規模な回顧展の実現に向けて始動中です。
2003年11月〜2004年3月全国各地で開催
◆開催場所
高知県立美術館/横浜赤レンガ倉庫1号館/愛知芸術文化センター/神戸アートビレッジセンター/せんだいメディアテーク/他
※横浜赤レンガ倉庫1号館では、現代美術家、舞踏家、ミュージシャン、映像作家たちが作品展示やパフォーマンを通して“ブラッケージ論”を展開する「リスポンド・ダンス〜スタン・ブラッケージをめぐって」を同時期に開催します。
◆ボランティアスタッフ募集!!
現在募集しているスタッフは下記のものになります。
スタン・ブラッケージの映像を御覧になっているか、スタン・ブラッケージに興味を持っている方を募集しています。
お名前、御住所、電話番号、FAX、ブラッケージについての思い、希望の係等を明記してstan@mistral-japan.co.jpまでご連絡ください。
◇広報・宣伝、事務局補助(チラシまき他)
◇カタログ編集、レイアウト補助
(QuarkXPress、Illustrator、Photoshop等)
◇WEB製作補助(Flash、HTML等)
◇翻訳、通訳
◇展示企画(展示物製作、搬入、搬出他)
◇音楽企画(WEB配信管理他)
◇映像企画(映像展示補助、ビデオ編集他)
◇会場受付、舞台製作、会場整理、記録等、当日スタッフ
◆上映スケジュール
【高知県立美術館】
2003.11.13(木)〜16(日)
【横浜赤レンガ倉庫1号館】
2003.11.22(土)〜24(月・祝)、11.28(金)〜30(日)
横浜展示企画【リスポンド・ダンス】
11.22(土)〜30(日)
【愛知芸術文化センター】
2003.12.3(水)〜13(土) <12.8 休館>
【神戸アートビレッジセンター】
2004.1.16(金)〜 25(日) <1.20 休館>
【せんだいメディアテーク】
2004.2.27(金)〜3.4(木)
【アテネ・フランセ文化センター】
2004.3.16(土)〜 27(土) <3.21-22 休館>
賛助会員について
「ブラッケージ・アイズ2003-2004」は、映像作家、アーティスト、デザイナー、教員、学生、批評家、観客などが参加した実行委員会形式で運営し、ミストラルジャパンはその事務局として活動しております。
2002年4月より実行委員会での話し合いは始まりましたが、新たに参加していただいた方々にも積極的に協力していただこうと考えております。そこで、実行委員会では予算確保と協力者を募るため、賛助会員として皆様のご協力をお願いしております。
スタッフとして頻繁に活動することが不可能な場合など、賛助会員としてのご協力だけでも大変助かります。どうぞよろしくお願い致します。
◎会員
個人会員 一口10,000円
法人・団体 一口30,000円
一口以上で、何口でもお申し込みいただけます。
(何口であっても特典の数は同じ)
◎振込み先
郵便振替口座:00190−8−580005
口座名:ブラッケージアイズ実行委員会
◎特典
- 「ブラッケージ・アイズ2003-2004」の公式カタログ
- ブラッケージ・アイズ実行委員会による催しについてお知らせ致します。
◆問合せ
ブラッケージ・アイズ 実行委員会
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-27-5カザマビル
TEL:03-3479-7499 FAX:03-3479-7436
stan@mistral-japan.co.jp
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